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そうだ 東北地方の一人旅、行こう。 - 威風堂々 男性一眼レフバイク旅写真ガイド -
そうだ 一人旅、行こう。あなたが歩くおすすめ無料スポット旅行写真ガイド 【一人旅クエスト】東北エリア
視界に突然飛び込んできた白くぼやけたような景色の空間。
細かく砕けた石があたり周辺で小山を築いています。
場所が場所ならどこかの工事現場の砂利置き場に見えるかもしれない。
ここ恐山に到着するまでの間、お地蔵さんがある木々で覆われた林道の道を上り、奇妙な石像がある静寂の湖と異臭を放つ黄色い川を過ぎ、辿り着いたお寺の中を歩いていたはず。
山の中に位置しているはずの場所は突然、草も生えていない岩の空間に変わっています。
なんと言うか、その景色自体が不自然なんですよね。
「地獄巡り」と名付けられた恐山霊場の散策。
ゴロゴロとした小石の山のわきを一人、無言のまま進んでいきます。
むき出しの岩は変色し、もうもうと蒸気を吹き出しています。
草木が芽吹かない岩場の空間はこのガスや一体に埋蔵されている硫黄成分や地熱のためなのかもしれない。
小石の山の中には頭部のない地蔵が横たわっていました。
恐山霊場に転がっている首のない石像を目にするも、不思議と「不気味」さを感じないような気がします。
ところどころ積まれている石の山の中には誰かが置いた硬貨も多い。
人々が何かしらの思いを込めてその場に置いていった様子を思い浮かべてしまいます。
「死んだ人の魂が集まる山・恐山」
それまでイメージしていた悪霊や気味の悪い心霊の先入観は、恐山で故人を偲んだであろう人々の無数の置石の山を見れば誤りだったのかもしれません。
「永代無縁碑」。
亜硫酸ガスが噴き出る荒涼とした岩場に登ってきた無縁仏を見守るように観音像が建っている。
恐山霊場の「地獄」と「極楽」にあるもの
ここ恐山はその異界の光景を「地獄」と「極楽」の光景になぞらえ、霊界の名が付けられた箇所がいくつもあります。
【地獄系】・無間地獄 ・地獄谷 ・塩屋地獄 ・血の池地獄 ・賭博地獄 ・重罪地獄 ・金堀地獄 ・どうや地獄 ・修羅王地獄 ・賽の河原 ・降魔石 【極楽系】・ 納骨塔 ・みたま石 ・戦没者慰霊の碑 ・無縁塔 ・延命地蔵尊 ・慈覚大師堂 ・千手観音 ・水子供養御本尊 ・八葉塔 ・六大地蔵(駐車場) |
観音像の前にいたお地蔵さんには「山へ元気に行けますように」と願いをかけられた前掛が掛けられ、草鞋と硬貨が供えてありました。
心霊現象を扱うテレビ番組で演技をする自称霊能力者たちは、人々の純粋な願いや信仰を利用していたのかな。・・・だろうね。
人々の言葉にならない気持ちが小山の形となった真っ白い世界を歩きながら、ふとそのような「テレビや芸能界のお友達構造」が見え隠れ。
恐山菩提寺 恐山寺務所からのお願い
当山は亜硫酸ガスが噴出しているため線香、ロウソク、タバコの吸い殻等に着火する恐れがあります。 このため線香、ロウソクの使用は所定置のみとし、又境内での喫煙を堅くお断りいたします。
[ 恐山菩提寺境内看板 より ] |
恐山霊場は、局地的に岩場となっているのだけれども、地理的には山に囲まれた地域です。
ある場所から先は緑で覆われていて外界の雑音を吸収する壁となるので、荒涼とした霊場で発せられた音は小声でも遠くまでよく通る不思議な聞こえ方がしています。
恐山の背後にそびえるのは「地蔵山」「剣の山」「鶏頭山」の三山で、「恐山」という名前の山は存在しません。
あなたは足元の岩場に目を向けると岩の隙間から天に向かって伸びようとしている低木の枝が見えました。
いつかこの景色に似た場所へ、もう一度一人で来る時がくるかもしれませんね。(意味深)
二酸化硫黄のガスが噴出する恐山霊場の光景は、古代人だけではなくむしろ現代人の方が「異空間」を感じさせてくれます。
先ほど通りかかった観音像の向こう側に見えた白い水面をたたえた水場に下りてみたくなりました。
お寺の境内(敷地内)なのにもかかわらず、四方数百メートルが恐山霊場の空間であり、周囲が山で比較対象が無いため、距離感もつかみにくい。
お寺が閉まる時間まではあと40分。
さて、どうしよう?
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一人旅を楽しむコツ
一人旅が「寂しい」と揶揄されたのは遠い昔の話。
みんなでわいわいのバブルからそのままSNS時代を経て、やっと始まった「もうそういうのいいよ」の個人の時代。
さあ、シュールに楽しめ一人旅♪