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Hitoritabi Quest ~ Solo Camping Guide ~
そうだ 一人旅、行こう。あなたが歩くおすすめ無料スポット旅行写真ガイド 【一人旅クエスト】
この一人旅クエストのメインテーマは「一人旅」だから、別にキャンプで行く旅じゃなくても本編を楽しめるようになっています。
さて、「キャンプ」のお話コーナーということで、今度はキャンプ場についての解説をしてみます。
・・・と、その前に車中泊について。マイカーをお持ちの人は車中泊でもいいんじゃない???(自分がしたいのであれば)
でも車中泊ってどこかの人が所有している土地に無断で道路使用以外の用途で無関係な人が数時間占有(車中泊)する事なんだ。道の駅だって「公共の敷地」。
誰もが使える駐車場なのに駐車(はOK)した上で音楽かけたりテレビ観たり数時間~朝まで住み付いちゃってるから、その場所はほかの人は使う事が出来ない。
【 車中泊を考える:一台も停まっていない高原の駐車場 】 | 【 車中泊を考える:道の駅やビジターセンターの駐車場 】 |
法律的にはそういう感じなのでしょうね。
ヤフー知恵袋とかで当然のように「それをしていい場所です」と回答をする人が多い(自分たちがしたい人々の回答だから)けれど、どうだろうね?
土地を管理している国や市町村に白黒聞いたらたぶん、「ダメです」って言うと思います。駐車場なので公認はしないでしょう。
それやっちゃったら、道の駅でアイドルがコンサートしたり(許可も受けてないのに)小屋立てて焼き芋売ったり、ヘタすれば「車庫」や「住居」になっちゃう。
「それをする場所じゃない(=短時間の休憩や施設利用のための駐車のための場所)」として予算を割いて整備してる場所。
もちろん、土地の管理者が許容(許可)していれば、いいんですけどね。(だから黙認はしても公認はしないはず。)
運送会社のトラックでも個人やファミリーでも(その家族だけの利益~睡眠を取る~のための場所になってしまうので)車中泊ってそういうことなんです。
もし、判例(裁判例)があってOKだったとしたらゴメンナサイ。^^;
例えばココ ⇒ 道の駅てんきてんき丹後 より
道の駅には、道路利用者の休憩施設としての機能があります。 |
自分も道の駅でバイクを止めて寝袋やテントを張るライダーを横目に深夜のベンチで腕を組んだまま2~3時間座り寝させていただく事はありますけどね。
他人の敷地(公共の場所)を寝る場所にしていいのはキャンプ場やスーパー銭湯の休憩室や漫画喫茶など、管理者が許容しているトコロくらいなんです。
批判や否定ではなく、基本的な「公共場所での車中泊(例えば道の駅)の解釈」を述べてみました。
コレ(車中泊)、どちらかというとこじんまりな日本人より、自己中理論で我が物顔で世界中を歩くアジアな人々が「何が悪い」ってやり出したら最後ですよ・・・。
すぐ大勢が小屋立てて洗濯物洗いながら異国語の巣窟みたいになりますよ。
道の駅で一泊ってそもそもマナー違反なんです。^^;
(本当に批判ではないのですが、)あのテント、僕は避けて歩かないといけないですよね。その場所はあなたの敷地でしたっけ???・・・っていうコトに。
ベンチで寝ても同じなんですし、ガラガラの駐車場に止めた車でも同じなんです。
・・・では、キャンプの事の説明をしていきますよ~。
あ・・・車中泊ってそういうことだったんだ・・・。(汗)「駐車場にクルマを停めてここで寝ていいのかな?」って思っていたんだけど、本当は(道路や駐車場は)・・・っていうか、寝る(泊まる)場所じゃないもんね。
キャンプ場は・・・いいんですよね。^^;
そうなんです。
初めの前フリをしたのはそれを強調したかったからなんです。
キャンプ場はキャンプ(野外宿泊)をするための場所、テントを張って寝ようが、座り込んでラーメンを食べようが、出発まで洗濯を干していようが、そういうこと(滞在)をするための場所なので、何の気兼ねも無くそれをしててかまわない場所なんです♪とりあえずある意味不法占有の車中泊との根本的な大きな違いはソコ。
道の駅や高速道路のパーキングエリアが「車中泊していい場所」を宣言(公認)した場合、みーんな「泊まり(目的)で駐車」してしまって、本来の休憩目的の運転者が休憩をするために駐車するスペースが無くなってしまい、防ぐことができたかもしれない事故も起き、本末転倒になってしまいます。
じゃあ、どこかないのかよっ!!・・・いやいや、キャンプ場があるじゃないですか^^;・・・というわけです。
自治体の無料のキャンプ場でも場所によっては申し込みの申請書を事前に出さないといけない場合があるから、どこの誰が使っているか、何か事件や事故があった時は追跡できるでしょう?キャンプ場は最初から寝ることを含めて「滞在」して利用することを私人なり自治体の「土地の管理者」が許容してる場所なんです。
そういう意味ではコテージも旅館もホテルもキャンプ場でのテント泊も全部同じ「宿泊施設」。雨の日はキャンプ場だけはちょっと辛いけどね^^;
キャンプ場やキャンプは、わざわざ大きなバーナーとテーブルを設置して川沿いでバーベキューをして過ごすための場所ではない(してもOK!)んですね。
覚えておきたい2つのポイント
■ 車中泊や駐車場のテント泊
道路やパーキングエリア(道の駅)の駐車場は誰が使っても構わない公共の場所。でも、「駐車場」であって、誰かの居住スペースではありません。
ガラガラでも直接迷惑する人がいないだけで、そこにいる人が長時間占有することを特別に許可があるわけではないので、雑学的にお堅いお話をしてみると「全てはその土地の管理者が(車中泊をしていいかどうか)何と言うか」が基準なのです。(「禁止していないことはしてもいい」ではないと思います。)
■ キャンプ場のテント泊
キャンプ=野営なので、横になってすやすや眠っていても、もともとその目的の人が利用するために用意されている一時滞在のための場所。 |
キャンプ場は明確な分類があるわけではないけれど、少し分類することができると思います。
まず、有料キャンプ場と無料キャンプ場の違いについて解説してみるね。
ここは・・・キャンプ場なんですか!?
森の前にあるただの芝生の広場のように見えるんだけど。(汗)
無料キャンプ場の解説がてら、高森高原キャンプ場(岩手県)を例としてちょっと使わせていただきます。
標高668m。約500ヘクタールにもおよぶ広大な牧草地なので、周辺は本当に何もない地域で、夜は真っ暗すぎて「天体観測の施設」があるほど。
うーん・・・ええ、無人の高原のただの芝生の広場でした。覚悟を決めてテントを張って暗くなった頃、一人のバイクのソロキャンプの人が到着したのを見て「ここでキャンプしていきましょうよ!!!」と誘い込んで、その人から貰ったビールを飲みながら数時間、旅話をし合いましたよ。^^;
二人ともバーナーでお湯作ってそれぞれカップラーメン。
誰もまったく通らない無人の山の無料キャンプ地でキャンプ場でして・・・もちろんテントは別々ですよ^^;
翌朝、誰もいないのでなにやら小さな被写体さんを取り出して記念写真なんぞも。^^;
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ダ、ダンボーだぁーー♪ でもなんだかそういうの、いいですね!
男の人たちはいいですよねー♪
女の私はさすがにその状況はちょっと無理かも^^;無料のキャンプ場ってそんな感じなんですか???困ったなぁ・・・。
ここでの上の状況は本当に特殊な一例だから。
有名な観光地でもないマニアックな、民家があるわけもない誰もいない高原の頂上の夜に女の子が一人でテントを張らない方いいですよ。
山の中で人っ子一人いない無人のキャンプ場・・・そんな状況だったらもう少し頑張って国道に降りて道の駅で車中泊した方が安全です。
でも、無料のキャンプ場だから現場に権利者がいないだけで、有料のキャンプ場なら基本的に(宿直で寝てるかもしれないけど)誰かしら人がいるから。
今度は下の無料キャンプ場を見てみよう。本州の北の果て、大間崎のキャンプサイト。
は~~人の気配があって女子キャンプも全然できそう!
ご近所さんに迷惑にならないように過ごさないと♪
まあ、そういうことですよね。無料のキャンプ場は基本的に出入りをチェックしている人がいないのです。
収益もゼロだから、基本的に「村営」とか「町営」とか、そもそも「営」でもない。むしろ、「テントを張って良い公園」のような感じ。
ここは特に事前に申請書などの提出も必要のない無料のキャンプサイトでした。(利用した年のお話です)
20~30代女性のキャンプは少なくとも、家族とか夫妻やカップルで来ている人がいる場合に泊まるかどうか考えた方がいいんじゃないかな?
カップルできてる男性が彼女さんをおいてちょっかいを出しに来ないし、騒ぎがあれば彼女の前で常識的な行動をしてくれる。
そういうのは女性の方が普段から自分の頭でリアルに考えていると思います。
さて、次は無料のキャンプ場の詳細をお話していきます。
キャンプ場って予約が必要なんだろうか???
とりあえず無料のキャンプ場は予約、必要ありません。うーん、ちょっと違うな・・・。
基本的にキャンプ場の予約が必要な場所と言うのは「オートキャンプ」のような「車両を横付けしてキャンプをする区画」がある場所だけなんです。
でも、行政が管理している無料キャンプ場でも、事前に「利用申請書」を送付しておかないといけない場所もあるようです。その場合は予約と同じですよね。
そういう場所であっても、現場で申請書類に必要事項を記入してフリーサイトの利用OKの場合も多いでしょうから、・・・電話して直接聞いてみた方が早いです。
ようするにケースバイケースです。
キャンプ雑誌などは情報掲載料をキャンプ場からもらうため、有料キャンプ場ばかりの情報になるでしょう。
もともと雑誌とタイアップされた出版社と集客(予約客・利益を獲得)のための情報誌なので、必然的に「キャンプは予約する」情報ばかり露出します。
バブル期、キャンプと言えばオートキャンプばかりの情報ばかり溢れました(=話題自体が宣伝だったので)が、区画のないフリーサイトもたくさんあります。
車の人は予約(電話で確認)、バイクや自転車などのフリーサイト利用者は自由に飛び込みで利用することができるでしょう。
さて、フリーサイトってどんなものなのでしょうか?
「オートキャンプ=区画がある」わけでもありません。
「オートキャンプ」という和製英語は、マイカーをキャンプ場内に乗り入れて、クルマの隣にテントを張って過ごすスタイルのキャンプのことを言います。
上の2枚の写真のうち、左の写真はバイクが乗入れられています。
左は区画のないフリーサイトですが、クルマを横付けしてオートキャンプすることができる白神山地の「アクアグリーンビレッジ暗門」有料キャンプ場です。
右の写真はアクアグリーンビレッジ暗門のオートキャンプ区画の場所。
住宅街の団地のように、番号が振り分けられ、そこでキャンプをする予約を入れた人がその区画内だけを自由に使うことになります。
クルマの人は夏や学校やお盆などの長期休暇シーズンなどは予約をしておかないと飛び込みでキャンプ場を利用できない場合がありそうですが、フリーサイトは登山などの限られた特殊な現場でのテント地を除き、一般的な森や山のふもとのキャンプ場のフリーサイトがテントで埋め尽くされることはないような気がします。
フリーサイトでも予約が必要か?と言えば、「区画」自体がありませんので、「○○様用スペース」を電話で確保することはありません。
オートキャンプって何じゃらほい??
■ クルマで行く「オートキャンプ」の意味
キャンプ自体はテントや寝袋を持ち込めばできるので、クルマは必需品ではありませんが、バブル期にはクルマを持つことがその人のステータスのような風潮があったこともあり、クルマで行くキャンプのことをオートキャンプと呼ぶようになりました。
バイクの場合はツーリングキャンプですが、オートキャンプのようにステータスとして評価されにくかったこともあり、特別、強調して言葉を作り出して使われることはありません。
■ クルマの脇にテントを張る「オートキャンプ」の意味
キャンプ場のテントは張るスペースまで車を乗り入れて、クルマの隣でテントをはるキャンプを指す場合もあります。 |
もうひとつ、過酷な登山の岩場でテントを張るような光景が記憶の中のどこかのイメージにある人もいるかもしれません。
登山でのテントは「ビバーク」と呼ばれ、正直、日本では「緊急事態」状態での休息形態です。
山の中のテント場は「キャンプ指定地」と呼ばれ、「キャンプ場」とは少し意味合いが違います。
ビバークは海外の登山道もないような標高の高い本格的登山のテント泊手段です。
(日本の山では険しい山であっても「国有地」なので、無人地帯であっても自由に野宿=個人が土地を占有していいわけでもない・・・厳密に言えばのお話です)
国内ではビバークのイメージは「一般的キャンプ」ではありませんので全く別物として覚えておきましょう。
そうなんだ~?
イメージで山登りでテントで寝る人ってすごいなぁ~って思ってたけど、別に深い山の中で野宿するのが山登りじゃないんだね。
そ。日本の場合、山小屋(避難小屋)とかあるから、「どうしても」って人は、そこまではなんとか行くように計画するんです。
そもそも、登山ルートが無いところを歩かないから、遭難(迷子)しないはず。
キャンプ指定地でもない登山ルートの途中のやぶの中でテント張ってる人、いないでしょう?^^;
野宿と言えば野宿なのだけど、もともとみんな決められている場所(キャンプ指定地)でテント泊(キャンプ)してるんですね。
【※↑こちらは山小屋(避難小屋)。誰もが寝袋でウェルカムだけど、危険ではないけど基本無人なので女の子が一人で泊まりに行かないよーに。^^;】
なんだかいろいろと勉強になります!
そっか、山登りでキャンプって、別に登っている途中の岩場でテントを張っているわけじゃないんだね。
交通機関の少ないお山方面で朝早く山登りに出かけるために山の麓のキャンプ場で眠って登山に出発・・・っていう感じだったんだ?
ねえねえ、キャンプ場ってどんなものがあるの??えっと・・・木を組み上げてキャンプファイヤー???
あはは。歌でも歌う?小中学生の頃、そんなことしたっけね。
次のページでトイレとかかまどとか、キャンプ場にありそうな設備の事、お話しますね。
お話は説明のために長々してるけど、実際テント張って寝るだけだからそんな大変でもないから。
宿泊旅の手段の一つとして覚えておくだけでもいいですよ。
(一人旅クエストのソロキャンプガイドは「一人旅」の人を応援する数少ない情報ページのため、もともと盛り上げが強要されるファミリーキャンプやバーベキューキャンプ、(オートキャンプ)にはない視点で解説をしています。でも特に「アンチ」ではなく、『「一人旅」でソレを気にする必要はないよ』というものです。)
ふむふむ。
おもしろいのぉ。
次はキャンプ場の設備についてか。
ワシも生徒のようにあやつの説明を楽しんでみよう。
>>> どうする? |
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■ 個々のキャンプ用品の解説編
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一人旅が「寂しい」と揶揄されたのは遠い昔の話。
みんなでわいわいのバブルからそのままSNS時代を経て、やっと始まった「もうそういうのいいよ」の個人の時代。
さあ、シュールに楽しめ一人旅♪