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早速寝袋についての解説をしていきます。寝袋は英語でスリーピングバッグ、ドイツ語でシュラフと呼ばれています。
寝袋はタイトル通り、大まかに分けて形が二種類あって、それぞれ対応温度が2パターンあるような感じなのです。
まずは寝袋の形状から解説して行きましょう。
■ 封筒型寝袋 ちょっと検索 ⇒ 封筒型寝袋
一番ポピュラーなタイプの寝袋のスタイルは「封筒型」と呼ばれる形の寝袋です。
読んで字の如く、長方形の形をしていて、その中に入る私たちが郵便物状態になります。
キャプテンスタッグ プレーリー封筒型シュラフ600 [最低使用温度15度] |
キャプテンスタッグ フォルノ封筒型シュラフ800 [最低使用温度12度] |
キャプテンスタッグ フェレール封筒型シュラフ1200 [最低使用温度7度] |
スナグパック ナビゲーター [最低使用温度-7度] |
コールマン パフォーマー [最低使用温度15度] |
そうですね~、どこかで見たような感じがするけど、これが寝袋なんですね。
キャンプって気がしてきましたよ~~!
テントもそうだけど、こういった「秘密基地」的な道具って、なんだかわくわくしてくるよね。
潜り込んで寝てみたくなるでしょ?
【 封筒型寝袋の特徴 】
(1)・・・出入りしやすい (2)・・・安い (3)・・・モノによっては足も出せる (4)・・・明け方の最低気温が10℃前後までの場所に向いている(もちろん氷点下対応の封筒型寝袋もあります) (5)・・・安いのは肩が出て冷える場合がある |
簡単に説明すると、日本の気候では封筒型の方が使いやすいです。初心者は冬はキャンプに行かないと思うから、そうなれば6月~9月いっぱいくらいがキャンプのシーズンになるでしょう。5月に都市部は暖かくても山の夜とかはまだ冷えるから6月~という感じにしておきますね。
6月頃なら全国的にどこの山でも明け方の最低気温が15℃以上とか最低でも10℃を下回らないくらいだと思うので、「日本では封筒型」でいいと思うよ。
説明が大変なので、先に「封筒型」以外のタイプを紹介します。
■ マミー型寝袋 ちょっと検索 ⇒ マミー型寝袋
本格的な山登りとかの人が使っていそうな形の寝袋がマミータイプの寝袋です。マミーってエジプトピラミッドに眠る包帯ぐるぐるの「ミイラ」のことです。
ダバダ 高級ダウン寝袋 [最低使用温度-30度] |
ロゴス 丸洗いアリーバ・-15 [最低使用温度-15度] |
モンベル
スパイラルホロウバッグ#3 バルサム [最低使用温度-10度] |
ダバダ 高級 寝袋 マミー型 シュラフ [最低使用温度-5度] |
キャプテンスタッグ アクティブマミーシュラフ600 [最低使用温度5度] |
ミイラ型!納得の形ですね。最低使用温度マイナス30度って・・・。
おっしゃる通り、テレビの探検家とか海外の鋭く突き出た雪山に「アタック」している人が寝ていそうなイメージの寝袋だ。
そうですね~。なぜ登山家のイメージがマミー型寝袋なのかと言えば、極寒冷地に対応できる寝袋の形状がこのマミー型なんだね。
雪崩が起こりそうな氷点下の世界に封筒型寝袋を持って行く人はあまりいないんだ。
だからテレビのイメージそのものの記憶が残っているし、そういう意味(初心者は雪山に行かない)では、上級者が使う寝袋と言っていいと思うよ。
【 マミー型寝袋の特徴 】
(1)・・・基本的に極寒冷地対応用の寝袋形状 (2)・・・主に寒冷地仕様のため封筒型より高価 (3)・・・寒冷地仕様のため中綿が多くなり封筒型より収納形状が大きくなる (4)・・・身体すっぽり |
・・・と、言うわけで、マミー型は中級者になってからでいいんじゃないかな?
寒い地域で寝るお布団だから、物理的に温かい寝袋は薄くないので小さくたたんでも封筒型ほど小さくならないよね。
長所は身体の形状と同じ形だから頭まですっぽりになる。
肩口が出ない寝袋だから、そうだね、小学生とかの野外体験学校的なお泊り行事の時は子供に風邪をひかせないように薄いタイプのマミー型寝袋を持たせる親も多いかもしれませんね。
なるほど。マミータイプの寝袋ならお子さんが寝相が悪くても明け方まで寝袋の中でゴロゴロし続けるってわけですね。
わ、わたしもマミーの薄型にしようかな。^^;
【 その他・人型寝袋 】 ちょっと検索 ⇒ 人型寝袋
寝袋の形状としては、もうひとつ、特殊な「人型寝袋」というのがあって、全身すっぽりのやつがあるんだ。
車中泊とかは寝袋自体が手足の形になっているから、動きやすくて買う人もいる。・・・てか、僕も冬の部屋着的に持ってたりする。
キャンプ場で横になる事を前提にするなら、腕周りがモコモコしない「布団」感覚の封筒型で地面に寝た方が良いと思います。
モコモコした着ぐるみみたいなの着たまま寝ると、身体、ちょっと痛いでしょ。着ぶくれした状態で一晩寝てみるとわかります。
熱帯夜ならテントの中でタオルケットだけかけて寝ることもできるけれど、寝袋と畳んだタオルケットの収納サイズはほとんど変わりません。
同じ封筒型でも足部分のチャックが別についていたり、頭部部分が半円でパーカーの「フード」のようにヒモでマミー型のようにフィットさせる機能が付いたものもあり、価格によって「できる事」が違う場合があります。
上の写真の寝袋は足のチャックが別で足を出すことができ、頭部も巾着のようにすぼめることができるので、肩口から冷気が入ってこない寝袋。(海外で購入)
今度は「形状」ではなくて寝袋の対応温度パターンについて。・・・だいたい2つに区別していいんじゃないかな?
対応温度って、外の気温の事です。夏の熱帯夜と、南極の気温で同じ寝袋っていうわけにはいかないですよね。そう、その目安がこういう表示なんです。
2つの温度目安の区切りは「3シーズン(春・夏・秋)用」と「冬山用」という感覚で考えてみると良いかな~って思います。
明記されているものもあれば、対応温度だけしか書いていないものもあるでしょう。あくまで「目安」なので、外で寝ることを経験した人くらいしかピンと来ないものなので、夏用なのか3シーズン対応用なのかそれさえ自分でイメージして判断するつもりで情報整理するといいですよ。
そっか、自分で決めて判断するってそういうことよね。「目安」の表示は本当に目安。ひとそれぞれ使った場所によって感じ方が違うわけで、クチコミやメーカーさんの解説をいくら読んでも、最終的には買って使って自分で感じた事が「それ」ですものね。
【↑表記上は3シーズン用の寝袋。たしかにふかふか!】 | 【↑日本の2千円くらいで買えるモノよりしっかりしてた】 |
さて、上の寝袋は僕が使っている寝袋です。なぜか南半球のオーストラリアで買った物だけど、別に本格的なモノなわけじゃない。日本でいうイオンとかと同じような日曜日雑貨を売っているショッピングセンターのアウトドアコーナーで買ったものなんだな。うーん、日本円で三千円くらいだったかな?
ソロキャンプを始めた頃、寝袋はこれしか持ってなかったので、普通にスクーターの座席の後ろ部分に括り付けて旅に出たのだけれど、あとでいろいろネットで寝袋を見たらもっと「夏向け」の寝袋もあることを知ったんです。
何故調べたかというと、テントや寝袋を持って山歩きをする必要があった時があったんですね。尾瀬ヶ原に行った時なのですが。
そこで、持ち歩いてみて自分の寝袋が大きいことに気が付いたんですよ。ふかふかで快適なのだけど、そういえばコレ、大きいってことなんじゃないかな?と。
ずいぶんのんきですね♪でも、まわりを見なければそんなものですよね。
3シーズン用の寝袋ってそんなにふかふかしているものなのですか???
そこでワタクシ、安い夏用の寝袋を買ってみました。。。
・・・こんなに違うとは~~。。。
寒冷地ではない夏用の寝袋はそんなにふかふかしてないので小さくなる・・・ということを知ったんです。
【↑寝袋は普通、巾着状の収納袋に入ってます。袋は失くさないようにね】 | 【↑収納時のサイズ、違いますよね^^;】 |
【↑3シーズン寝袋=1585g】 | 【↑夏用寝袋=834g】 |
バイク車載で持ち運んでいたから、大きくても不便はなかったんだけど、こんなに違うのだったらリュックにも入る「選択肢」が生まれますよね。
ちなみに小さい方のギガンテックツリーのMCZ-5252は送料込みで1500円もしない、最低使用温度10度とのこと。
夏旅ならコレでいいんじゃないかな~と思って、次の旅からはたぶん、携帯性(重さ)も優先して小さい方で行くと思います。
寝てみた感じ、ファスナーが一つで足を出せないとか、肩口をきゅっと絞る機能が無くて方が出そうだけど、それは海外で買った大きな方と同じものを求める必要はないし、特別マイナス点でもないから。
・・・で、ふかふか寝袋を持っている自分としては、メーカーさんが「最低使用温度10度」と言っているこの寝袋を「夏用寝袋」と分類して認識しているわけです。
寝袋関連のページで付随するお話として「キャンピングマット」にも触れて行きますね。
キャンピングマットとかテントマットとか呼ばれるのは寝袋の下に敷く「冷気遮断」のためのマットなんです。
僕は最初は使わなかったし、芝生を見つけて熱帯夜のキャンプ場ばかりだったから不便は感じなかったんですよ。
だけど、そうじゃない場所と季節のキャンプ場の夜、冷たい地球(地面)から冷気のエネルギーは、体温で温められることは無く、一晩中深々と背中ゾクゾク状態だったわけですね。・・・で、翌年は使おうかな~のような感じで、買っちゃいました。
■ 購入したキャンピングマット → Coleman(コールマン) コンパクトインフレーターマット2
【↑一番左の筒は約183×51×2.5cmのインフレーターマット】 | 【↑左:キャンピングマット・中:夏寝袋・右:3シーズン寝袋】 |
ホームセンターのキャンピングコーナーで数百円で銀色のロールマットも買ったのですが、バイクで車載したり、リュックに吊るして歩き回ったりすることを想像したら、自分の場合、やはり実用的ではないような気がしたんですね。
【↑ホームセンターでも売っているアルミロールマット】 | 【↑上:ロールマット~60cm・下:インフレーターマット~28cm】 |
それである日、コールマンの販売店を訪れる機会があって、キャンピングマットのコーナーに行ったら、上の緑色のキャンピングマット(インフレーターマット)がぶら下がっていたんです。・・・・こんなに小さくなるのか・・・と。寝袋のサイズだけでも小さい寝袋に出会ってびっくりしてたのに。(笑)
【↑厚さ8mmのアルミロールマット】 | 【↑左:コールマン コンパクトインフレーターマット2/L】 |
帰宅してネットで注文してしまいました。^^
ちょっと検索 ⇒ インフレーターマット
男の人、こういうお店好きだよね~♪ 詳しくなっていくわけだ^^
ねえねえ、「インフレーター」って何???
なんとでも言ってください。(笑)
これは、スポンジを包んでいるマットで、キャップを開くと空気を吸い込んで膨らんでいくタイプのマットのことなんです。
「自然に膨らむ」とは言うけど、スポンジがそんなに強力なわけじゃないから最終的には息を吹き込んでやればいいんだけど、180×50センチくらいのマットが、空気を抜いて畳んだら上の写真の様にコンパクトになってくれるわけです。
コールマン コンパクトインフレーターマット2 | キャプテンスタッグ EVAフォームマット | ドッペルギャンガー インフレータブル キャンピングマット | キャプテンスタッグ インフレーティングマット | ノースイーグル ふんわりインフレターマットII |
収納時サイズ:約φ14×28cm、重量:約660g。これがロールマットだと長さが60cm・直径15cmくらいの円柱になっちゃう。
あと、コールマンのインフレーターマットの場合、旧タイプと新タイプである「コンパクトインフレーター2」の2種類があって、写真のはその「2」のもの。
さらに150cmの「M」サイズと、180cmの「L」サイズがあって、僕は「Lサイズ」を選びました。
テント泊は背中だけが冷気から遮断されたらなんとか寝られるから150cmっていうサイズがあるんだけど、180cmタイプは全身すっぽりマットでそっちで正解だったような気がします。収納サイズはどちらのサイズもほとんど変わりません。
【↑インフレーターマットの重さは672gだった(Lサイズ)】 | 【↑格子状の発泡ウレタンが膨らんでくれる+息入れる】 |
別に僕はコールマンの人ではないけど、来年のキャンプ旅はテントマット(キャンプマット)を使ってみようかな~・・・と、思う人がいたら、お勧めします。
テントも寝袋もランタンもキャンピングマットも全部一気に買わなきゃ!と思うと「高すぎる」けれど、冬の間に来年は・・・くらいの買い物だったら、「買っても良い」気がしますよね。
まあご参考まで。。。
(一人旅クエストのソロキャンプガイドは「一人旅」の人を応援する数少ない情報ページのため、もともと盛り上げが強要されるファミリーキャンプやバーベキューキャンプ、(オートキャンプ)にはない視点で解説をしています。でも特に「アンチ」ではなく、『「一人旅」でソレを気にする必要はないよ』というものです。)
面白いのぉ、楽しそうじゃのぉ♪
若いのに本当に先生のようじゃ。。。
バイクもたまには掃除すればモテそうなんじゃがの。^^;
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・・・と、言うのも、集客・広報のための観光協会や旅行雑誌が関わっていない「本物の旅人(=あなたと同じ視点の)」による旅歩き情報サイト。
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一人旅が「寂しい」と揶揄されたのは遠い昔の話。
みんなでわいわいのバブルからそのままSNS時代を経て、やっと始まった「もうそういうのいいよ」の個人の時代。
さあ、シュールに楽しめ一人旅♪